ロージナ茶会憲章

1. ロージナ茶会は、対外的に「公然活動秘密結社」とする。すなわち、とくに世間に対して隠し立てするところ無く活動し、その一方で、何か秘密めいたものを持っているかのような雰囲気を持つこと。

2. ロージナ茶会は、対内的に「互助組織」とする。すなわち、茶会員はお互いに誉めあい高めあうことで(ハリウッド・システム)各分野での茶会員の成功を画す。会員から成功者が出れば全員がぶら下がり、また成功者は全員を引き立てるよう努める。

3. ロージナ茶会の掲げる基本理念は、「自由」「博愛」「独裁」とする。

3-1. 「自由」すなわち、相互のあり方や生き方を最大限尊重し、会に対する具体的な障害が生じない限り、他人の行為に対する抑圧は許されない。「抑圧」とは、他人の意思に反する行為をさせる目的で、物理的強制力、精神的強制力を行使することをいう。

3-2. 「博愛」すなわち、相互の欠点や弱さを最大限受容し、会に対する具体的な障害が生じない限り、他人の欠点への寛容を維持し、善意と愛をもって欠点の克服へと助言すること。「助言」とは、他人の損失や失敗を最小限にする目的で、解決法、事例、選択肢を提示することをいう。

3-3. 「独裁」すなわち、自分が責任を負える限り、誰の許可や評価を受けることなく自らの判断で行動すること。思い立ったらとりあえず会に提案し、同志がいれば早速行為に移すこと。

3-4. 「独裁」すなわち、a. 会に対する具体的な障害またはその惧れの有無の判断、b. 会員の会にかかわる行為に関する褒賞または処分、c. 会にかかわる事項の最終決定権は、総統に専属する。

4. ロージナ茶会の政治的立場は、極右と極左を乙女の清純で統合した「茶会的三位一体 (トリニティ)」とする。「茶会的三位一体」の内実については、秘儀であり、10年以上茶会で活動した会員になんとなく理解できるものである。

5. ロージナ茶会の活動方針は、以下のとおり。

5-1. 冗談から出た本気(マジ) ── 茶会的ジョークセンスを理解せよ。「冗談と悪乗りを全力で行った結果として、うっかり高水準の成果ができてしまった」という状況を、緩く追求せよ。

5-2. 趣味の拡大と共有 ── 多くの多様な個性の持ち主が会員なのだから、互いに趣味を披露し、その共有と拡大に努めよ。また、そうした趣味的活動を気軽に展開できるような雰囲気の維持に努めよ。

5-3. 来る者拒まず、去る者追わず ── 「お暇なら来てよね」の精神を尊重し、会内の人間関係を単純に維持するよう努めよ。

5-4. 悪口や紛争は総統へ ── 紛争が生じたり、他会員の悪口を言いたくなったら、公然と非難する前に、総統に告げ口せよ。総統も「困ったな」と思っている状況であるなら、総統の独裁権限および責任で解決する。