私の故郷延岡 名物「鮎梁」の朝 |
11月の頭に帰省してきました。9月のように暑かったです。相変わらずコピーライトの史的展開の方の直接販売受け付けてますので、よろしく(^^)/。あと10冊ほどが捌けないのです。
さて、軽いノリが素敵な慶応大学の金子郁容先生が監修した本『シェアウェア --- もう一つの経済システム』NTT出版 2600円 を帰省中に読みました。これは良い本ですよ。立ち読みでもいいからたくさんの人に読んでもらいたいです。「貨幣による人間関係の数値化と切断が今の社会の根本的な問題の一つになっている」とつねづね思っていたのですが、この問題への指針を提示しているところがすばらしいです。 ソフトウェア開発へのプロセスへ参加する立場を購入する、というアプローチからのソフトウェア使用料の位置づけは、上記の問題を逆転させています。私は、オープン・ソース・ソフトウェア(OSS)運動も同様の位置付けができると思います。 |
履歴書
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小論集
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コンピュータ・ネットワークにおける自由と倫理, 1998年11月21日, 明治大学情報科学センター情報教育研究会にて報告. | |
判例解説 Cubby, Inc. v.
CompuServe Inc., 776 F.Supp. 135 (1991), 「アメリカ法」1998-1, 1998年7月31日
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もう一つの著作権の話 ---
中学生、高校生のための著作権の基礎理論 ---, 青空文庫,1998年7月
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コピーライトの史的展開
[知的財産研究叢書2],信山社,1998年7月
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アメリカ著作権理論の起源 --
アメリカにおけるイギリス法継受の一事例 --, 報告用 手許資料,
英語版 (English
version), 1998年6月6日 比較法学会第61回総会 英米法部会にて報告.
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求人・求職活動における個人情報保護に関する報告,
in インターネット求人・求職情報の現状とその課題 (中間報告書), 社団法人 全国求人情報誌協会, 1998年3月
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著作権の原理と現代著作権理論,
1998年1月31日 比較法史学会関東部会、2月2日 国際大学グローコム にて報告
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英米法系コピーライトに関する歴史的研究,
1997年5月
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要旨 |
情報テクノロジーの進展と法的課題
in 堀部政男・編著, 情報公開・プライバシーの比較法,
日本評論社, 1996年12月
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アメリカにおけるインターネットへの司法権力の介入:
IAJ News, Internet Association of
Japan, Vol.3 No.1, 1996年4月
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比喩・概念・法
---仮想空間を切り分けるもの(1)---: Smart Community, Smart Community 研究会,
1995年11月
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アスペン・サミット オンライン
---ネットワーク時代の政府と共同体の役割---: Smart Community, Smart Community
研究会, 1995年10月
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ハッカー倫理と情報公開・プライバシー:「高度情報化の法体系と社会制度」
科学研究費補助金・重点領域研究報告書, 1995年3月
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ネットワーク上の名誉毀損と管理者の責任:
レポート, 1994年4月
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コピーライトの史的展開
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法令用語と判例における「情報」:
「情報の瑕疵がもたらす民事上の責任に関する調査研究」 財団法人 比較法研究センター, 1993年6月
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キャンペーン公式ロゴマーク(笑) |
春になると、いろんな団体がいろんなキャンペーンを始めるようです。で、私も一人で勝手にキャンペーンを始めてみることにしました。NO COPY GO FREE!
キャンペーンです。ソフトウェアの違法コピーを根絶するための有効な手段として、コピーしてもよいソフトウェアを振興・普及することが挙げられるでしょう。というわけで、ソフトウェアの違法コピーを根絶するために、
Free BSDやLinuxのようなFree OSを使い、GNU
Productsを使うように皆さんに勧めたいと思います。
でも、私自身がFree OSを主に使っているわけではないので、説得力ないですね(苦笑)。そういう根性の足りないユーザーは、おとなしくお金を払ってソフトウェアを使わせていただきましょう。そう、貴方がFree OSのセットアップで徹夜したりヒーヒー苦しむ手間と時間を節約するためのサービスを買っているのだと思えば、市販OSなど安いもの....のはずだけど、市販OSでも徹夜したりヒーヒー言わなければならないのは何故だ? |
もう一つ勝手にキャンペーンを始めることにしました。プロメテウス・キャンペーンです。「NO
COPY GO FREE!キャンペーン」は、まだコンピュータというものに先入観のない新人をいきなりFree
OSに誘導することを狙っているのに対して、こちらは、それなりに時間や手間をかけて作り出した、自分のコンテンツをできるだけ自由に広くばらまこうという奇特な志をもった人たちを増やしていこうという活動です。ギリシャ神話のプロメテウスの話を知らない人は、こちらへ。
プロメテウス・キャンペーンに賛同していただける方のために、ロゴや宣言文を収めたアーカイブを準備しました。ここをクリックしてください。promethe.lzh (10k) があなたのパソコンに転送されます。自由に使ってやってください。 |
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白田 秀彰 (Shirata Hideaki) 日本学術振興会 特別研究員 (Research Fellow of the Japan Society for the Promotion of Science) 一橋大学 第二研究棟403号(内線8634) mailto:hideaki@higashi.hit-u.ac.jp |