私の故郷延岡 名物「鮎梁」の朝 |
11月の頭に帰省してきました。9月のように暑かったです。相変わらずコピーライトの史的展開の方の直接販売受け付けてますので、よろしく(^^)/。あと10冊ほどが捌けないのです。
さて、軽いノリが素敵な慶応大学の金子郁容先生が監修した本『シェアウェア --- もう一つの経済システム』NTT出版 2600円 を帰省中に読みました。これは良い本ですよ。立ち読みでもいいからたくさんの人に読んでもらいたいです。「貨幣による人間関係の数値化と切断が今の社会の根本的な問題の一つになっている」とつねづね思っていたのですが、この問題への指針を提示しているところがすばらしいです。 ソフトウェア開発へのプロセスへ参加する立場を購入する、というアプローチからのソフトウェア使用料の位置づけは、上記の問題を逆転させています。私は、オープン・ソース・ソフトウェア(OSS)運動も同様の位置付けができると思います。 |
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要旨 |
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キャンペーン公式ロゴマーク(笑) |
春になると、いろんな団体がいろんなキャンペーンを始めるようです。で、私も一人で勝手にキャンペーンを始めてみることにしました。NO COPY GO FREE!
キャンペーンです。ソフトウェアの違法コピーを根絶するための有効な手段として、コピーしてもよいソフトウェアを振興・普及することが挙げられるでしょう。というわけで、ソフトウェアの違法コピーを根絶するために、
Free BSDやLinuxのようなFree OSを使い、GNU
Productsを使うように皆さんに勧めたいと思います。
でも、私自身がFree OSを主に使っているわけではないので、説得力ないですね(苦笑)。そういう根性の足りないユーザーは、おとなしくお金を払ってソフトウェアを使わせていただきましょう。そう、貴方がFree OSのセットアップで徹夜したりヒーヒー苦しむ手間と時間を節約するためのサービスを買っているのだと思えば、市販OSなど安いもの....のはずだけど、市販OSでも徹夜したりヒーヒー言わなければならないのは何故だ? |
もう一つ勝手にキャンペーンを始めることにしました。プロメテウス・キャンペーンです。「NO
COPY GO FREE!キャンペーン」は、まだコンピュータというものに先入観のない新人をいきなりFree
OSに誘導することを狙っているのに対して、こちらは、それなりに時間や手間をかけて作り出した、自分のコンテンツをできるだけ自由に広くばらまこうという奇特な志をもった人たちを増やしていこうという活動です。ギリシャ神話のプロメテウスの話を知らない人は、こちらへ。
プロメテウス・キャンペーンに賛同していただける方のために、ロゴや宣言文を収めたアーカイブを準備しました。ここをクリックしてください。promethe.lzh (10k) があなたのパソコンに転送されます。自由に使ってやってください。 |
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白田 秀彰 (Shirata Hideaki) 日本学術振興会 特別研究員 (Research Fellow of the Japan Society for the Promotion of Science) 一橋大学 第二研究棟403号(内線8634) mailto:hideaki@higashi.hit-u.ac.jp |