リアル桃鉄 チーム新宿
一回戦二回戦のレポートは三吉が担当させていただきます。 という訳でやってきた血戦日、リアル桃鉄2009夏。 全チーム準備完了の報せを受けるまで静かに待つ漢たち。 集合時間は九時前とそれほど早くなかったものの、新宿駅から家が遠かったりして早く目覚めねばならなかったこともあり寝ぼけ眼をこすらざるを得ないメンバーもいた。 戦いの火ぶたが切って落とされるのを今か今かと待つうちに、身のうちにたぎる焔が表へと現れ、挙動不審になっていた気がする。 少なくとも常時ならば駅構内で輪になって立ち往生などしない、祭を前にしていてもたってもいられなくなっていたのは間違いない。 |
此度のリアル桃鉄のルールを設定してくださった桃鉄マスターからの通知を受け、いざ出陣。 第一チェックポイントは関内。 筆者はまったく知らなかったが、そういうときはGoogleMAPに聞けばいい、便利な世の中になったものである。 出発早々お腹が減っていたのか、うどんカードを引くことを強く願うメンバー。 で、出目4で新宿駅より恵比寿。 いきなりリーダーが警察にいってしまった…… 「帰ってきたら、俺、結婚するんだ!」と言い残さんばかりの背中が眩しい…… イベントカードの「死亡フラグカード」の効用である。 交番にいって道を聞いてこなければならない。 ルールは絶対なのである。 警察の方々には、ご協力いただき大変感謝しております。 |
オクターブ高く! 駅構内でエアーバンド。恥ずかしいのですぐさまホームの隅を目指す。 これが「けいおん!カード」の威力か…… 振ったダイスは出目がわるくて1しかすすめません。 まだ写真撮影とかの段取りがわるくて、進行ペースは緩やかです。 |
賽の神はうどんを食せとのたもうた。 しかし悲しいかな、構内にうどん屋がない。 仕方がないので改札を出てうどん屋を探すことに。 どこだ、どこにある! そこにそびえ立つはイトーヨーカドー。 「この際焼きそばでもいいんじゃね?」 うどんも買えたはず、だがあえて隣の焼きそばをいただく、それがVIPならぬ新宿チームクオリティ! いや、すみません。 焼きそば発注したら思いの外調理に時間がかかって結構足止めを食らいました。 でも、ネギ山盛りのソース焼きそば美味しかったです。 時間が余ったので焼きそばをすすりながらダイスを振ると、次の出目は4。 |
ここで特急急行カードを引き当てる! ダイスを振るのはメンバー内である程度ローテーションしていた。 ダイスの巡回は運気もまた巡らせるのだ、そういうことにしておこう。 カードの効果で振ったダイスの4と6で、計10進む、やった! と思っていたら、チーム立川があっさりとゴールしてしまった。 無駄な動きが一切ない、チーム立川……恐ろしい子……! 11:07のこと。 やむなく神奈川で足を止めることに。 関内から三駅前なので、成績もマイナス3ポイント。 第壱ゲーム終了時点でチーム新宿は最下位。 途中の東神奈川駅で、他のチームがそれぞれ途中の駅で降りるまで待機。 その間に、次はどうやって動こうかと頭を巡らせ始めるメンバー。 そろそろエンジンかかってきました。 昼食休憩? そんななまっちょろいものは犬にでも食べさせてしまいなさい。 我々は少しでも先へ進むことを望む! 一回戦の結果
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目指すは常磐線柏駅。 筆者は読み方を「ときわ」だと思っていました。 それはさておいて、負け分を取り戻すべく行動の一切を迅速にすべく地図や時刻表を駆使し始める新宿チーム。 同じ轍は踏まぬと。 出目は4で神奈川から蒲田へ。 |
蒲田にてダイス6に加え、「スペシャルカード」(1〜6まで好きな数だけ進める)を引き当て一気に歩みを進めんとする新宿チーム。 |
新橋にてどうしてこうなったカードをひく新宿チーム。 さらに5がでたので25分休憩とか。 どうしてこうなった、どうしてこうなった! 仕方ないので街に繰り出してマックで間食を摂ることに。 |
新橋から5マス進んで御徒町。 筆者はどことなく福岡県の天神に似た雰囲気を感じ取った駅でした。 さて、一度の死亡フラグを乗り越え無事に帰ってきたリーダー。 しかし、まだ余罪があったのだろうか…… 「今度、娘が産まれるんだ。だから警察へ行ってすべてを……」 そうして彼は御徒町の雑踏へ消えていきました。 ※ジョークです。 リーダーが交番に行っている最中に立川チームも御徒町に到着。 どうしてこうなったカードを引き当てたようだ。 ほんと、どうしてこうなった! |
リーダー奇跡の帰還(当たり前)により、わきあがる勇気を胸に御徒町から出目6で北千住へ。 ルートは山手線で日暮里まで、そこから常磐線で北千住へ各駅で。 北千住では黒歴史カードを引き当ててイタイ自分語りをする羽目に。 以下↓読まなくていいですよ? 「格好いいと思って学ランに袖を通さず羽織って登校していたのは序の口。 邪気眼がうずくぜ……大地のエナジーが得られるとかいって渡り廊下に休み時間中寝そべっていたら、大量の同類(めざめたものたち)が同じことをするようになりました。 赤いスカーフ腕に巻いて「眠れる力を抑えつけているんだよ」とかもやったなぁ。 それから(ry」 北千住駅はJR路線もまるで地下鉄のようでした。 |
後続とどっこいどっこいである意味緊張感に欠けてきたり。 |
イベントカードは可能性を秘めた新幹線! 六面体ダイスを……三度……振る! メンバーは金町で発狂しました。 普通に抱き合いました。(※全員男) あぶない…… で、新幹線カードのサイコロですが、 1、 1、 1。 通常ダイスは出目4だったので合計しても7。 だが、この出目はそのまま柏へ直通! いけるか!? |
14:20のこと。 あまりの喜びにあれやこれやポーズをとり始める新宿チーム。 一回戦の雪辱は晴らしました。 二回戦の結果
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当初の予定では、時間通りに完了できるようならば第三ゲームを執り行うことになっていました。 ただ、なにぶんサイコロという不確定要素や使い慣れない路線の時刻などが合わさって、ゲーム終了予定時刻までに最終目的地に到達できないのではないか、という懸念が生まれます。 けれどもゲームを諦めきれない白田ゼミ一行はゲームの続投を希望。 誰も負ける気などなかった! 最終的結論がどうなるかは置いておいて、見切り発車することに ※第三ゲームはホテルの送迎バスなどの関係から宿所手配担当がスケジュール調整などを行いつつのゲームとなったので、サイコロに律儀に従って目標時刻までに到達しきれない可能性がある場合投了するように連絡をしました。この辺は現場の判断で最適解を待たず決めたことで、ルールに納得いかなかった方もいらっしゃったかもしれません、至らなかった点は平にご容赦ください。 |
三回戦からは荻野君がレポートを担当してくれました。 最後の目的地、白羽の矢が立ったのは、なんと「千葉」!! しかもタイムリミットが設定される。 17:30までに茂原に着けとはこれいかに? 我々は闘い続けなければならない。 宿屋への到着が遅れるわけにはいかないのだ。 出目は2。「我孫子(あびこ)」へGO! しかし電車が来ない。 |
あの日は我々のLive☆On Stageだったのだ。 ここに来て二回目のブドーカン。 我孫子でブドーカン。 売れっ子は困るぜ。 “Cagayake!SOLDIERS”。 出目は3。 「新木(アラーキー)」に進む。 |
新木でムツゴローカードを引く。 周りの空気が流れる時間がまったりとしている。 電車も来ない。 改札も一つしかない。 雑木林が多い。 まるで戦場とは無縁な感じ。 ここで、ムツゴローさんならきっと愛でてくれるであろう「クモ」を捕獲する。 「グモ」じゃないよ。 出目は5。 6が出たら「成田」だったのに、「下総松崎(シモウサマンザキ、一発変換!)」という、、 |
なんと、中学生が(高校生も?)いやがる。 こらっ!!フィールドに無断に入ったらケガするぜい。 体育の先生に教わんなかったのかい? 長ーいプラットフォームは俺の庭。 いざ、⊂二二二( ^ω^)二⊃ しかし空を飛ぶことはできなかったのだ。 出目は1。 下総万歳!!「成田」だったら難易度ウルトラCだったぜ。 |
最終結果 4位はチーム立川が-17ポイント 3位がチーム池袋で-13.5ポイント 2位でチーム新宿が-10ポイント そして栄えある第1位は…… 1位 チーム八王子 -6ポイント! 成田到着の時点で、チーム八王子の勝利が確定。 16:30の時点で「千葉」……だと……? やんぬるかな。 努力が水泡に帰す「敗北」の二文字が、我々の前に突き出されたのである。 電車を●●しようか、という画策も思案したが、やめておいた。 「通報しますた」って言われたら怖いし。 涙をのんで、チーム八王子の勝利を讃える道を選んだのである。 「柏(かしわ)」にてチーム新宿は力尽きた |
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我々は18:00過ぎに、茂原に到着。結局間に合わなかったね。 タクシーで無事に宿屋に着くまでが、リアル桃鉄(一発変換!)なのだ。 違うかな。 |